MAMESHIBA DIARY

Every hundred feet the world changes

直感とタイミングは信じた方がいい

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こんにちは! かほです!

 

今日はちょっと、旦那さんと出会う前の私のことを書こうかなと思います。

 

20歳の頃、人生で一番の大失恋をしました。 2歳上の社会人で、私は本当に彼のことが好きでした。 1年ちょっと一緒にいて、たった1回の喧嘩をきっかけに絶縁することになりました。 いや、詳しくは絶縁されました。 そんなに大きな喧嘩ではなく小競り合いだったから、どうしても飲み込めなくて。 理由を聞いても教えて貰えないままLINEをブロックされて諦めるしかなくなりました。

それでも「いつか、いつかまた連絡が来る。」そう信じて待っていました。 別れて1か月、半年、私の誕生日、彼の誕生日。 きっかけは何にせよ、いつか私のことを思い出す日が来ると思っていました。 既読が付かないと別っていて、誕生日のメッセージを送っては読まれないメッセージを消す毎日でした。

 

その年の春、私は専門学校を卒業して彼と同じ社会人に。 20年過ごした地元を離れることになりました。 就職活動中もずっと応援してくれていたから、別れの挨拶のつもりで最後のメッセージを送りました。 「今日で和歌山を離れます。ありがとう、元気でね。」 もちろん、既読が付くことはなかったです。

 

多忙の新入社員時期を超えても、新卒2年目になっても変わらず忘れることができないままでした。 私は一生こうやって思い出を引きずって生きていくんかなとさえ思っていました。

その年の夏、突然彼から連絡が来ました。 「転職をするから、自分も地元を離れる。お世話になった人全員には挨拶しようと思った。」 それだけの内容でした。 めちゃくちゃ嬉しくてどうにかなりそうでした。 返そうかどうか迷いつつも、平静を装って返信しました。 そのまま会うこともなく連絡を終えました。 これで地元に帰ってもバッタリ鉢合わせることもなくなる。 もう本当に終わったんやな、と自分の中でも少しすっきりすることが出来ました。 それからも新しい恋愛はできないまま、月日は進んでいきました。

 

次の春、またも突然彼からの連絡がありました。 「話したいことがあるんやけど。電話がしたい。」 そういった内容でした。 後日改めて電話をする時間を作って2年ぶりに声を聞くことになりました。 もちろんだけど全然変わっていなくて。、むしろ変わったのは私の方でした。 3時間ほどの電話の中であの時どうして別れたのか、仕事がうまくいかなくて今月和歌山に戻ってきたこと、別れた時の原因は全て解決したからもう一度結婚を前提にやり直してほしい事を伝えられました。 それはある意味私が2年間待ち望んでいた言葉だったはずなのに、その時の私の気持ちはもやもやしていました。

 

電話だけでは決められないので、数日後時間を作って会う約束をしました。 2年ぶりに会う彼は、驚くほど何も変わっていませんでした。 それは、私にとっては全くよくない意味でした。 私はというと、この2年で社会人になり、地元を離れ、一人暮らしを始め、いろんな人に出会い経験を重ね、自分で言うのも何ですがかなり成長した時期でした。 2年前の当時の彼と同い年になっていた私。 申し訳ないけど、22歳になった私は24歳の彼よりはるかに大人になっていました。 あの頃はものすごく大人に見えていたのに。 あんなにも切望していた再会はただただ苦痛の時間でした。

帰る前、「私のことほんまに好きなん?」と思わず聞いてしまいました。 彼の行動や動作からはそれが全く感じられなかったからです。 すると彼は「好きかどうかは分からない。でも自分には必要だと思ったから結婚したい」とそこそこ衝撃的なことを言ってきました。 「愛されてもいない人とは結婚することはできない。 好きだと思うまでは会わないし、連絡もしてこないで。」と伝えると、「連絡もしないで会うこともなければ好きになることはないと思うよ」と言う彼。 その程度の覚悟ならと思い、その場でサヨナラしました。 2年間、この人だけが全てだと思っていたのにそれはそれはあっけなく終わらせてしまいました。

それ以来、自分でも驚くほどにすっきりしました。 何の思い残しもなく正真正銘のお別れをしました。

 

 

半年後、ワーホリ先のシドニーで今の旦那さんと出会い、とんとん拍子に交際、婚約、同棲と話が進みました。 人生ってやっぱりなんでもタイミングだなとつくづく思います。 もしワーホリに行く前に元カレと再会していなければ、きっと私は今もずっと思い出ばっかり美化して引きずり続けてた気がする。 同じタイミングで旦那さんに出会っていたとしても、こんなにうまくいってないかも。 あのタイミングでの再会は、本当に意味があるものだった。 もしあれがもっと早いタイミングだったら、若気の至りで彼の本性も見抜けず馬鹿みたいに戻ってたかも。 ワーホリ行ってないかも。

 

あれからもちろん一度も連絡することはなく、LINEを作り直したせいで完全に連絡先も消えて今ではどこで何をしているかもわかりません。 もしかしたら実はこのブログも見てたりするんかな。 結婚する報告もせず、間接的にどこかから情報行ってたりするかもしれない。 私には一切向こうの情報は入ってこないけど。

 

やっぱり直感と絶妙なタイミングのなにかは信じたほうがいいね。

っていう全くまとまりのない締め方で失礼します(*'ω'*)

 

お題「断捨離」

かほ