こんにちは! かほです!
韓国の実家に帰省することが決まりました
うちの夫は、韓国人。 韓国で生まれ、韓国で育った生粋の韓国人だ。 オーストラリアでの留学中に出会い、結婚を機に日本に移り住んだ。 それが2018年の12月のこと。
その後、結婚式の準備やらなんやらで1年の間に数回渡韓。 最後に訪れたのは2020年の1月だった。
あの頃はまだコロナウイルスというものを徐々に報道し始めた頃。 中国でそういうウイルスがじわじわと流行りだしていたのは知っていたけれど、まさかここまで世界各国で猛威を振るうなんて思ってもいなかった。 旧正月の少し前に、夫が一人で韓国に数日間帰った。 私は仕事で行けなかったけれど、彼の両親や親族は彼に会えたことを本当に喜んでいた。
彼が日本に戻ってきてからほんの数日後、日本でも最初の感染者が確認された。 当時ホテル業界で勤めていた私は、いよいよ来たかと、そう思った。 その後、あれよあれよと言う間に世界中で感染は拡大し、1回目の緊急事態宣言の発令。 海外に行くことどころか、家からも出られないようになった。
この2年、彼は帰りたくても帰れなくなった。
1番、コロナを恨んだのは、彼のおじいさんが亡くなった時のこと。 コロナで亡くなった訳ではない。 ただ、大好きなおじいさんが亡くなってもお葬式にすら行けなかった。
当時はワクチンも出る前で、なんとか渡韓できたところで2週間は自宅待機が義務付けられていた頃だった。 お葬式が2週間も待ってくれるわけがない。 さらには、日本に戻ってきてからも2週間の自宅待機。 いや、そもそも特別永住権も持っていない、配偶者ビザの夫がまた日本に戻ってこれるかどうかも分からなかった。 そのくらい、世界が何も見えなかった時期だ。
彼のおじいさんには、一度しか会ったことがなかったけれど、本当によくしてくれた。 私達の結婚が認められたのは間違いなくおじいさんがいたからだと思う。
戦時中、当時学生だったおじいさんは厳しい日本語教育を受けさせられたという。 私には話さなかったけれど、きっとひどいこともされただろうし、悲しいこともあったと思う。 それでも、私と話す時には「自分も昔日本語を学んでいたんだ」と。「昔は話せたんだけど今はもう話せないなぁ」と笑って言ってくれた。 彼のフルネームに使われる漢字は、全て日本でも使える漢字ばかりだ。 基本的に韓国の人名漢字は中国の漢字を使うことが多いけれど、彼のおじいさんが「日本でも使える漢字」を選んでくれたという。
もしもう少し早く夫と出会っていれば。 もし、コロナなんてなくて、何度でも会いに行けたら。 もっと聞きたいことがたくさんあった。
今回、私は接客業という仕事の関係で、同行はしないことにした。 その分、夫には私の想いもおじいさんの墓に行って伝えてほしい。
お盆のタイミングを狙って、5泊6日の帰省をする。 飛行機の予約も済ませて、両親にも報告して、喜んでくれているみたい。 私は、自分の実家の和歌山に帰る。 お互いひとりでの帰省。
予約した時にはまだそこまでだったコロナ。 気付けば日に日に感染者が激増して、第7波がついに来てしまった。 とことん、コロナはタイミングの悪いやつだな。 でも、ここまで来たら細心の注意を払って行ってくる。
両親もまだ若い。 若いとはいえ、離れて暮らしているから会えるときに会わないと。 お土産は、ありったけの韓国のり希望。
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かほ(No.170/100)