MAMESHIBA DIARY

Every hundred feet the world changes

我が家のアイドル 小太郎くんの誕生日

こんにちは! かほです!

我が家のアイドルも14歳になりました

小太郎お誕生日おめでとう


 

中学3年生のゴールデンウイークのある日、母と一緒にランチに出掛けた。 その帰りに近くのペットショップに立ち寄った。 特に用事があった訳でもなく、本当に立ち寄っては子犬達を眺めに行っただけだった。 小学5年生の頃に飼っていた愛犬を亡くして以来、もう母も私も動物を飼うことができなくなった。 それでもやっぱり犬好きとしては、可愛い犬たちを眺めたくてよくペットショップに通っていた。 決して触れ合わず、ただゲージ越しに愛でては、素敵な家族に迎えられるといいねと呟いてその場を離れるだけだった。

当時は今よりもペットショップのあれこれが緩くて、たくさんの子犬や子猫がそこにいた。 今でこそペットショップで飼うよりも、里親募集で探したり、ブリーダーさんから直接引き取ったり、保護犬・保護猫を引き取ること等が推奨されているけれど、当時はまだまだその意識が低かったような気がする。

数あるゲージの中でいろんな犬種のわんこたちがいたけれど、中でも目を引いたのが今我が家にいるブラックタンのチワワの男の子だった。 とっても一生懸命立ち上がったりガラスをぺろぺろする、その姿から目を離せなくなった。 飼うことを意識したことがなかったから、これまで値段を見ることがなかったけれど、その必死な子犬につけられた命の価値に衝撃を受けた。 生後4ヶ月だという、たったそれだけで5万円値引きされていた。 「子犬のうちに売ってしまいたい」「子犬でなければ意味がない」そう言っているように感じた。 この子は、誰にも引き取られなければ一体どうなってしまうんだろうかと思った。

しばらく展示の前から離れられずにいると、店員さんが「抱っこしてみますか?」と声をかけてくれた。 普段なら断るところ。 だって、情が沸いたらどうする? うちで飼える? 多分、もう飼えない。 お別れする辛さを知ってしまった。 日々弱っていく姿を見て、1日でも長生きしてくれますようにと必死に神様にお祈りした。 でも結局寒空の下一人で死なせてしまった。 それを乗り越えるのにも相当な時間が掛かった。 思い出すのもつらくて、写真も見られなった。 そこからようやく立ち直れた頃のこと。 迷いもあったけれど、半ば強引な店員さんに誘導され抱かせてもらった。

 

生後4か月の彼は片手で持ち上げられる程小さく、ぷるぷると震えていた。 その割にすごく積極的だった。 しゃがんでいる私の足の間に潜り込んだり、ぴょんぴょん跳ねたり、とにかく可愛くて可愛くて。 可愛いとしか言えない私に、母が「飼いたい?」とそれだけ聞いて、すごく迷った結果「飼いたい」と答えた。 どうしても死がよぎったけれど、一生懸命生きる目の前の命がすごく愛おしくて、この子を超える子にはもう出逢えないと思った。 

その日はお迎えするための契約をし、ゲージ等々を買い揃え家に帰った。

夜、家で待つ父に「子犬が来るよ!」と伝え、次の日を心待ちにした。 翌日同じペットショップに向かって、もう一度チワワくんに再会。 昨日と変わらずぴょんぴょん元気でかわいらしかった。 お持ち帰り用の段ボールみたいなのに詰められて、車で我が家に帰った。 初日はおうちに慣れるためにもゲージの中でゆっくりさせて。 あまり構わず、覗き込まず、ただのんびりさせてあげてと言われ、ストレスにならないようリビングの一角に子犬用のスペースを設けた。 名前を考える時、麻呂眉毛が特徴的だったので和風な名前がいいよねということになり、小さいので【小太郎】と名付けた。

翌日からはまるでもともと我が家の住人だったかのようなふてぶてしさで、ペットショップで初めましてした時のあの可愛さはどこに行った?猫かぶってた?と言いたくなるほどに、どっしり構えていてそれもまた可愛かった。 撫でてくれと言わんばかりにお腹を丸出しにして毎日私の学校帰りを定位置で迎えてくれるようになった。

 

そういえば、初めて会った時に店員さんが言っていた。 「この子は他の子たちよりもすごく小柄で、将来的にもあまり大きくならないかもしれない。」

結果すごく大きくなった。 あの言葉は嘘だったのか。 チワワの平均体重が1.5~3kgと言われている中、彼は今4kgとちょっとある。 見た目もちょっとでかい。 外で他のチワワちゃんを見掛けるとその華奢な体にびっくりしてしまう。 おデブちゃんというよりは骨格自体がすごくがっしりしていて、肋骨周りがごつい。 よく食べるわけでもなく、どちらかというと食は細い方。 あまり散歩は好きじゃないけれどそれでも最低限連れ出すようにはしている。 昔は痩せさせた方がいいのか?と思っていたけれど、特に病気もせず健康にやっているので今は食べられるときに食べたいだけ食べたらいいさと老犬を労わって生活している。

 

そんな彼も本日をもって14歳になりました。 

人間で言うと72歳だそうです。 ここ数年は「もうそろそろかな」と少しずつ覚悟を決めているつもりではありますが、なんとか今日も達者でやっております。 食べる量も少なくなったり、寝ている時間が長くなったり、腰痛でソファに飛び乗ったりは出来なくなったけれど、それでも可愛さは年々増すばかりでやっぱりあの時お迎えしてよかったと常日頃感じております。

 

それでもチワワの平均寿命は13.8歳と言われる中で無事14歳になった小太郎くん。 あとどれだけ元気な姿を見せてくれるか、分からない。 寝たきりになってから会いに行っても遅い。 だから今年はできるだけ毎月、彼に会いに帰省しようと思っています。 実家でリモートワークをしてからの次の日休日、というシフトを可能な限り組んでいきたいです。 母は「交通費勿体ないから毎月も要らないよ」と言うけれど、往復約2,500円の交通費をケチって後悔するよりも、ありったけの愛情を伝えてあげたい。 小太郎に会うだけではなく、母にも会えるわけだし、ついでに地元の友達に会う機会が増えたり、母のご飯も食べられるわけだし、なんなら帰省のたびに母が大量にお土産持たせてくれるから。 勿体ないなんて言わせないよ(。-`ω-)

 

小太郎、これからも元気でいてくれよ!

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かほ(No.004)

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