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【日韓夫婦】結婚5年目、今韓国人夫に対して思うこと

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こんにちは! かほです!

韓国人の年上夫に対して
私が思ういろんなこと

国際結婚を経て日韓夫婦になりました。 率直な気持ちを言います


 

うちの夫は、はっきり言って気が利かない。 優しいことは優しいのだけれど、気の利かせるところが少しおかしい。

うちの夫は、なんだかとっても頼りない。 夫婦のことを引っ張っていったり、決定するのはいつだって私だ。 相談をしてもなんだか求めている答えじゃない煮え切らない回答が返ってきて、結局相談よりも決定内容を報告することが合っている。

うちの夫は、容量が悪い。 なんでもベルトコンベヤーみたいに流れるように作業をしたい私は、常にどうすれば効率的に運ぶのかを考えながら動く。 それに対して夫は一切気にしない。 急ぐ必要がなくても、誰かを待たせるのが気にならないらしい。

うちの夫は、何度同じことを指摘しても直さないし、動く気がない。 例えばペーパードライバーから脱却してほしいのでペーパードライバー講習に行ってほしいと何度も伝えているけれど、日本に来て4年が経っても未だに行っていない。 

電話の声は馬鹿みたいに大きいし、物事が起こる前に想定して準備をするということができないし、LINEをしても読まないし、三角コーナーの生ごみを毎日捨ててはくれないし、ガスコンロの掃除も甘い。 ご飯を作っても美味しいかどうかを尋ねないと美味しいとは言ってくれないし、私が写真撮るのが好きだと分かっていて常に私の前を歩く。 5年間一緒に居ると、これでもかというくらい嫌なところは出てくる。 50年一緒に居れば、嫌なところだけを書いて呪いレベルのお経作れるんじゃないかと思う程。

 

でも、いいところもたくさんある。

まずは何より優しい。 私のために一生懸命日本語を勉強してくれて、日本のワーホリビザを取ってくれて、日本に住んでくれている。 私が4年前に同じことが出来ていたかと言うと、正直無理だったと思う。 ここは何よりも1番尊敬するし感謝している。

そして、努力家だ。 日本語を勉強して、日本に住んで、日本で就活してくれたことはもちろんそうだけれど、他にもある。 もともとグラフィックデザイナーだった彼は、将来の仕事の為に、日本に来てから、日本語で、WEBデザインの勉強を始めた。 そしてそのままWEBのコーディングを学び始め、今ではそれを仕事にしている。

あとは、人当たりがいい。 誰に紹介しても、ニコニコしている。 日本語がちょっと独特で、さらにはちょっと変な思考を持っている夫と、ボケ・ツッコミ割とどっちでもいけるTHE 関西人な私が一緒に居ると、いつだって漫談みたいになる。

あと、シンプルに一緒に居て面白い。 日本語が変だから、それだけで十分面白いけれど、どこに出掛けても何を見せても、日本では何もかもが初めてだから一緒に居るとこっちまで新鮮な気持ちになる。

毎朝ゴミ捨てに行ってくれるし、基本的に食料品の買い物は行ってくれるし、外れた自転車のチェーンも直してくれる。 海外生活が長かったから、もちろん自分で掃除・洗濯・料理くらいしてくれる。 お願い事や頼みごとをすると基本的になんでも引き受けてくれて、突然私が街中に呼び出しても可能な限り来てくれる。 気分で「今日の夜ご飯〇〇食べに行かない?」というと、だいたい同じことを考えていたりするし、私が深夜2時まで吞みに行く事だって許してくれる(月2回までの約束)。

 

嫌な部分もそれなりに多いけれど、それよりも良い部分が20%くらいは多いと思う。 喧嘩は多い方かもしれないけれど、それなりに上手くやってると思う。

 

 

実は本人にも話していないことがあって、本音の部分を書こうと思う。

先ほどあれだけ嫌なところをツラツラと書き連ねた中に頼りないって書いた。 実際「俺に付いて来い!」っていうタイプではないし、先述した通り相談しても的確な答えは返ってこない。 「こうしようと思うんだけど・・・」よりも、「もう、こうするからね!いいやろ!?」くらいのスタンスでないといつまで経っても話がまとまらない。   どっちかというと、夫婦間では私の方が権力が強いというか、引っ張って行ってる自覚がある。

そして、何回言っても私の前を歩く。 歩くのは全く構わない。 だけど、旅行好き、カフェ好き、美術館好き、それを写真に収めるのが好き。 そんな私にとってはできるだけ人が入っていない写真を撮りたいと思うじゃないですか。 なのに何度お願いしても前を歩いて、写真にがっつり写り込んで没になる。 ここに載せてやろうと思います。 一応モザイク掛けて。

 

披露する場面があるんだったら消さずに残しておけばよかった。(笑)

 

 

だけどね、本当に書きたいのはここから。 

 

私が引っ張って来たんだ!とか言ってるけれど、実際安心して付いてきたのは私の方だと思う。

オーストラリアに住んでいた時、本当にいろんなことがあって、それなりに辛いこともあった。 そういう時に豆柴くんが居てくれて、心の底にずっと残ってる台詞をいくつも行ってくれた。 きっとこの結婚だって彼が言い出してくれなければ出来なかったし、きっと悲しい思いをしながらも別れる決断をしていたんだと思う。 元々ビザの関係で5か月間の期間限定で交際予定だったから、3ヶ月目にこの先どうするかの計画を話した時、私は豆柴くんと一緒にニュージーランドにワーホリに行くと話した。 当時彼は、オーストラリアでのワーホリ期間が終了したら続けてニュージーランドに留学して、永住権を取る予定だったから。 この先がどうなるかは分からないけれど、とりあえずは直近1年一緒に居たいと思って、だったら私もニュージーランドにワーホリに行こうと思った。 けれどまわりまわって彼が日本に来てくれることになった。 最初に付いていくと決めたのは私だ。 結果、彼が来てくれたけれど、その時から私は「この人のいる場所が、私のいる場所だ」と思ってる。

その時によくAviciiのDear Boyを聞いていて、私が豆柴くんに対する想いはその歌詞のようだった。

Oh dear boy, I wanna follow you 

You’re a wild boy, I am a wild girl too

Oh dear boy, it’s so hollow without you

In a world with everything but it won’t do

- - - - - -

Dear Boy / Avicii ft Karen Marie Ørsted

要約すると「あなたについていきたい、あなたは野生のように強い人だけど私だってそうだから、何もかも揃っていたってあなたが居ない世界なら虚しくて意味がない。」っていう感じで。 これを聞きながら強くなった気持ちになりながらあの時決意した。

 

今は日本に住んで、これから家を建てようとしたり、子どもを産んで育てようとしていたり、そんなことを考えているけれど。 もし豆柴くんがどこかに行くなら、何かを始めるなら、私は必ずどこへでもついていく。 喧嘩はすること多いけれど、一緒に居ない未来が想像できないから結婚した。 少なくとも今のところは、離れるつもりはない。 だから韓国に帰る時が来ても、念願の海外移住をすることになっても、どんな状況になったとしても、意見はするけれど最終は豆柴くんの行くところに私も行く。

引っ張って行っているようで、その大きな背中について行ってるのは私。 前を歩くことに散々文句を言っていたって、その背中があると安心するのも事実。

これからもその背中で語ってくれよな。

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かほ(No.012)

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