MAMESHIBA DIARY

Every hundred feet the world changes

学生時代に見た映像が何年経っても頭から離れない

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こんにちは! かほです!

思春期の頃に起こった事件・事故は
大人になってもトラウマに繋がりやすい

トラウマになった


 

トラウマとは心的外傷、つまり「心の傷」を指します。その人の生命、存在に強い衝撃をもたらす事象を外傷性ストレッサーと呼び、その体験をトラウマ体験と呼びます。トラウマは単なるストレスとは意味が異なり、過去に起こったストレスフルな事象が、後の人生に様々な影響を及ぼしているような意味で使われます。

 

 

先日、会社の同僚と呑みに行ったとき、話の流れで東日本大震災の頃の話になった。 今から約11年前の出来事。 私にとっては高校1年生の春休みの部活中の出来事だった。 当時中学3年生だった一つ下の子は卒業式の最中だったという。 30代半ばの先輩たちにとってはすでに社会人になっていて仕事中だったとか。 普段から呑みに行くことが多いメンバーだから、基本的には良好でフランクな先輩後輩関係を築いているけれど、こういう当時の年齢や状況の話をするとしっかり年齢バラバラなんだと思う瞬間が多々ある。

私は阪神淡路大震災を覚えていない。 和歌山市内も相当揺れたと母が言っていたけれど生後4ヶ月の私には何一つ記憶はない。 さらには、私はこれまで大きい地震を一切経験したことがない。 大きい台風や災害も、地震では経験をしたことがない。 映像で見るだけで、数日間の停電を含めて災害に出くわしたことがない。 けれど先輩たちは当時小学校低学年。 朧ながらにも場面場面はしっかり覚えているだろうし、東日本大震災の頃にはもしかすると当時のことを思い出したりもしたと思う。 災害がどういうものか、きっと身をもって体験している。

 

 

そこで一緒にいた女性が言っていた。

思春期や学生時代に経験したり、目の当たりにした事件・事故は潜在的にトラウマになりやすく、その後の人生や行動に大きな影響を与えやすいと。 (彼女のことは過去記事で少し取り上げさせて頂いたので、ここでは割愛する。)

 

彼女は学生時代、日航機墜落事故をリアルタイムで見ていたと言っていた。 夏休みにおじいさまのおうちでニュースを見たと言っていた。 その時の衝撃的な映像のトラウマからか飛行機が未だに苦手らしい。 最も安全な乗り物と言われているけれど、どうしても当時の映像がこびりついて頭から離れないんだとか。 そういうトラウマがひとつでもあるのに、2001年の同時多発テロによるハイジャック。 飛行機自体の問題ではないと分かっていても、あれによる更なる飛行機に対する総合的な恐怖心はぬぐえないのは確実。 基本的には時間がどれだけかかっても陸路で行きたいと言っていた。

 

それで言うと、私は2014年に起こったセウォル号の沈没事故を見てから船に乗れないと話した。 当時私は19歳で、専門学生だった。 犠牲になった彼ら・彼女らの多くは修学旅行中の高校2年生。 まだ16歳17歳で、私とほとんど歳も変わらない子たちだ。 当時、毎日のようにそのニュースや救出・捜索の映像が映し出され、泣き叫ぶ親御さんたちの様子が報じられ、数か月もすると教室のそれぞれの机や共同墓地に花が生けられているその光景に何度も心が苦しくなった。 その後、様々な番組で取り上げられ、当時船内にいた子たちが撮影したの映像や音声が流れたり再現映像が放送されたりと、幾度となく取り上げられた内容だと思っていた。 私にとってはきっと一生忘れられないほどの衝撃的な大事故だった。 2014年なんて、まだ10年も経っていない。 ほんの8年前の出来事だ。 あれ以来私は船が、特に大型船が怖い。 これまで見られていたタイタニックも部分的にみることが苦しくなった。 船内に少しずつ水が流れ込んで逃げ道がなくなっている描写のシーンはできれば早送りしてしまう。 そして、今年起こった知床観光船沈没事故。 私にとっては、あのセウォル号と同じ香りがして一気にフラッシュバックした。 規模こそ違えど、人的要因から人の命を奪った。 やむを得ない場合を除いて、極力乗りたくない。 多少なりとも泳ぐ自信はあるので、ライフジャケットを着用した上で泳いでなんとかなるような小型観光船ならまだしも、大海原に出るような船にはもう一生乗れないと思う。 し、乗らないと思う。

 

 

彼女が話した飛行機に乗れない理由とほとんど同じだった。 私も、大きな事故を一度見て、そのあとに追い打ちをかけられたことで潜在的に植え付けられたトラウマがフラッシュバックして、もっと苦手意識を強めることになった。

ところでこのセウォル号沈没事故についてひとつ驚いたことが。 30代半ばの先輩たちはあの衝撃的な事故(というよりはあれは人的要因による事件)を全く記憶にないと話していた。 彼女たちは当時社会人になっていたから、ニュースも見ていただろうし知らないことはないと思うんだけれど、覚えていないと。 私とひとつ下の子はすごく鮮明に覚えているのに。 そして比較的最近の出来事なのに。 

鮮明に記憶している。 これが学生時代のトラウマというものかなとなんとなく思った。

 

 

皆様が学生時代にあった事件・事故でいまだに自身の行動に何か少しでも影響する出来事はありますか?

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かほ(No.221/100)

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