こんにちは！ かほです！
洗濯物が乾かないのに
先日事務所での仕事中の昼過ぎ、ジリリリと火災報知器がけたたましく鳴り響いた。 うちの事務所はビル数棟がそれぞれ近くにあって、もしやうちの事務所のどこかでは？一時騒然。 社内の人間が各所に走り回って確認作業に。 結果から言うと、火災報知器がなっているのはうちの会社ではなく、近くの古いマンションだったようです。 ひとまず安心こそしたものの、なかなかに鳴り止まないのでそれはそれで不安に。 もし本当に火事で、室内に人がいても居なくても危険。 でも煙も見えないし、火の気配もないし、近隣の人も焦っているような素振りがないので、誤報じゃないか？？ということで私達は仕事をしたけれど、体感で15分ほど鳴り続けた後ついに消防車が出動。 恐らく、あまりに鳴り止まないので誰かが通報したんでしょうね。 しばらくして報知器の警告音が消え、ようやく落ち着いて働けるように。
そういえば、昔シドニーのダーリングハーバー近くに住んでいた頃にボヤ騒ぎに巻き込まれたことがあったな…とふと思い出した。 当時16階建てマンションの16階に住んでいた豆柴くんと私。 深夜2時頃に突然火災報知器がなり始めて、何事かと思って部屋の電気を付けたら少し煙たい。 これはただ事ではないのでは？と思って玄関のドアを開けると廊下部分にはすでに煙が充満して真っ白。 しかも運悪く、そのマンションは専有部分も共有部分もカーペット仕様。 これはちょっとやばいなと思い、急いで携帯とパスポート、財布を持って非常階段で1階まで駆け下りたことがある。 エレベーターも使えないし、寝起きで頭も回らない中走るのきつかったな〜。
しばらくして消防車が数台出動。 エレベーターはもちろん安全の為に動かないので消防士さんたちも階段で16階へ。 秋口の深夜に1時間程外に放り出された。 消火活動が終わると、消防士さんが戻ってもいいよというアナウンスと、ボヤだったことを教えてくれた。 それにしても私、寝起きなのにちゃんとパスポートと携帯と財布を咄嗟に取れて、さらには口に当てる用のタオルも取って、口抑えながら走った。 それだけは今でも感激している。 後にも先にもこういう経験って人生で1回しかないんだけど、学生時代に散々させられた避難訓練はちゃんと意味あるんだなって。
本来は何も持たずに逃げるのが正解だとは分かってるけど…パスポートは、これがないと日本に帰れなくなるかもしれないと思ったら何がなんでも死守したかったし、財布だってこれがないと現地でパスポートの再発行ができないと思ったら必須だった。 携帯は、もし何かあった時に誰かに連絡しなきゃと。 その時はとにかく必死で、無事外に降りて下から15階を見上げたときにようやくちょっと怖いなと思った。 結果、誰も亡くなっていないから良かったものの火災報知器がなければ煙が徐々に徐々に室内に入ってる事も気付かず寝てたかも。
▲当時のInstagramのストーリーズ
今建築のお仕事をしていて、火災報知器について触れる機会が増えたけど本当に大切なことだなぁと見を持って実感するね。
そんなことを思い出した出来事でした。
（にしても、誤報が常態化してるのもまずいね、管理人さん早く対策取るべき）
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かほ(No.247/100)
