MAMESHIBA DIARY

Every hundred feet the world changes

幼少期の私が抱えていた、漠然とした不安

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こんにちは! かほです!

 

 

 

私が保育園に通っていた頃の、おそらく3歳前後の古い記憶があります。

 

私は教室の隅に立って、おもちゃで遊んでいるお友達を見ていて、

その時の風景や様子、がちゃがちゃとした音なんかは今でも覚えています。

当時の私はいつも教室の隅にいるような大人しい性格ではなかったはずで、

どちらかというと輪に入って遊んでいた気がするんですが、

でもその様子だけはとってもリアルに思い出せます。

 

 

 

その3歳前後の頃、私がよく考えていたことがあります。

 

「保育園から帰ったら、お母さんが死んでいるんじゃないか。」

 

何故かお昼過ぎになるとその漠然とした不安に襲われるんです。

遊びの時間、お昼寝の時間、「私がこうしている間にお母さんが…」と思うと

胸がざわざわして気が気でなかった気がします。

 

「急にいなくなったら」や「突然捨てられたら」、

「ひとりぼっちになったら」ではなく、「死んでしまったら」。

 

そんな不安をよそに、

夕方になるといつも母は車でお迎えに来てくれて。

「あぁ、よかった。今日も生きていた。」って安心するんです。

 

 

当時の私はこの不安を人にはどうしてだか話せなくて、

当の母にも、保育園の先生にも、その他の誰にも言えないまま

ずっとずっとひとりで不安と戦ってました。

 

 

私が初めて人の死を経験したのは、5歳の頃の、母方の祖父の時。

なのに、それよりももっと前から死の概念を知っていたのはどうしてだろうか。

ドラマか何かの影響を強く受けたのかな。

 

それにあれが本当に3歳前後だったのか、

私の記憶違いであって本当は6歳頃なんじゃないか、

なんて、今となっては確かめようもないけれど。

 

 

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かほ(No.23/100)

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