MAMESHIBA DIARY

Every hundred feet the world changes

【マイホーム計画 vol.2】平行線からの状況が急展開

https://images.unsplash.com/photo-1456324504439-367cee3b3c32?q=80&w=2070&auto=format&fit=crop&ixlib=rb-4.0.3&ixid=M3wxMjA3fDB8MHxwaG90by1wYWdlfHx8fGVufDB8fHx8fA%3D%3Dこんにちは! かほです! 韓国人夫 通称「豆柴くん」との他愛のない日常を描いています。

一向に相容れない考えと
状況の急展開するきっかけ

日韓夫婦MAMESHIBA DAIARY かほの日常


 

 前回書いた【マイホーム計画 vol.1】理想の暮らしの価値観 からしばらく経っても状況は進展しなかった。 理由は「子どもが居ないのに家を建てる意味が分からない」「子どもが出来なかったときにその大きな家をどうするの」という豆柴くんの意見。 私としては自分で設計・デザインをして、自分の勤める会社で施工して、自分で現場を監理するところまでをやり切りたかったから「妊娠中や子どもが産まれてからバタバタするのが嫌」「家賃も勿体ないし、住宅建材も年々値上がりしているのに後回しにするなんて無駄が多すぎる」という意見が永遠に交わらないまま時間だけが経った。

 その間に、韓国人夫の豆柴くんが永住権ビザを取得した。 豆柴くんは来日当初はワーキングホリデービザ、結婚後は配偶者ビザに切り替え、しばらくは配偶者ビザで過ごした末に永住権が取れた。 この永住権がなければ外国人が日本の銀行から住宅ローンを借りることはまずできない。 もしかしたら方法はあるのかもしれないけれど、それを探すよりも永住権を取ることが手っ取り早い。 住宅ローンはペアローンではなく単独ローンでと考えていたので、仮に豆柴くんで住宅ローンが通せなくても私の名前で通すつもりだったから問題はなかったけれど、私か豆柴くんどちらかを選べる状況にしておけばどのみち強いと思ったので準備を進めていた。 結婚して日本に来てくれた豆柴くん。 当初は日本語だってままならなかった。 慣れない環境での就業のために仕事でやいのやいの言うことは出来ずアルバイトや契約社員での雇用だったり、職場環境に恵まれず度々転職したりと何かと不安定だった。 それがこの頃から豆柴くんの仕事もようやく楽しく続けられる職場に出会えた。 最低でも1年以上は働かないと仮審査すら通らないかもしれないし、一度仮審査に落ちてしまうと次に審査を通すのが難しいので確実な状態で挑みたかった。 持ち家に関する意見の一致はまだ難しくても、住宅購入に向けての状況の下準備は着々と進めなんとかここまでたどり着いた。 あとは妊娠さえすれば豆柴くんは納得して住宅購入に踏み切ってくれる、そう思って妊活をしていた。 でもそう簡単には授からなかった。 この辺りに関しては先日の記事で当時のことを書いたものがあるのでもしお時間ある方は是非(´-ω-`)

 

 不妊治療専門のクリニックを受診し初めてしばらく経った頃、私が精神的に限界を迎えた。 それと同時に人生で経験したことないくらいに長期間体調も崩した。 結婚したら子どもが欲しい夫、結婚したら家が欲しい私。 子どもが居ないと家を欲しくない夫、そもそも子どもは居ても居なくてもいいと思っていた私。 どこまで行っても意見は合わなかった。 身体や精神を限界になるまで壊して、一体私は何をやっているんだろうかと病んでしまった。 こんなこと続けて意味ある?って、その時初めて真剣に一人で生きていくことも考えた。 それでも夫婦で話し合いを重ねてなんとかこの状況を変えよう、これを最後のチャンスにしようと、体調を優先して一度不妊治療を休み、生活環境を変えるべく引越しもした。 その決意をしてから割とすぐに妊娠した。 妊娠したことよりも、終わりの見えない暗闇からようやく解放されたことがただただ嬉しかった。

 引越し直後のバタバタと若干のつわりの時期を超え、流産しやすい時期と言われる妊娠12週の壁を超えてからようやく家の話が進んだ。 ここまで身を呈したので、さすがに彼ももうNOとは言わなかった。 正直、よく離婚しなかったなと思う。 今はかなり円満だし大変だったよねぇと笑って話せるけど当時は人格変わるレベルに相当揉めたよ。

 

 いざ家造りに着手…と言っても、まずは前回の話に合ったようにマンションか戸建てか問題に立ちはだかった。 でもそれ以前に新築か中古かの問題があった。 子どもができたことでお金の面で将来的な不安があったし、数年前にいくつか新築ハウスメーカーの住宅展示場に行ったときに「基本的には標準仕様から選ぶのみ、オプションは高くつく」「仕様にも制限がある」と聞いてつまらない印象だったので私は中古物件を購入してリノベーションすることしか考えていなかった。 自分でデザインして、自分の会社で施工をすれば、基本的には好きなように出来ると分かってたし、打合せ期間をそこまで長く設けなくてもやりたいことはほぼほぼ固まっていたから。 豆柴くんは壁・床・天井さえあれば家自体に一切関心がなかったので「かほちゃんが中古リノベがいいならそれでいいし、内装も間取りも任せる」という感じだった。 元々大阪市内に住み続けたいと言っていたけれど、現実的な物件費用や大きさ、固定資産税等々のプレゼンをしたら我が家では難しいと納得したのかエリアは職場から1時間以内であればと任せてもらえたのでこの問題もクリアした。 あとは今出ている物件情報の中から条件に合うものを絞っていって、マンションか戸建てかは物件次第で決めようかという話で合致した。 ここまで説得するのに膨大な時間(約3年)を要したのにいざ話が進むとトントンと進んでいってなんだか拍子抜けした。 物件の希望条件をいくつか洗い出して、近いうちに営業担当スタッフと一緒に物件見学に向かう約束をした。 それが2024年9月中旬のこと。(永住権取得から約1年半、本当に長い戦い。)

 

 ようやく楽しくなると思ったけれど、一筋縄ではいかぬ豆柴家。 ここからがまた…波乱万丈…

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かほ(No.023)

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