MAMESHIBA DIARY

Every hundred feet the world changes

はじめての妊娠の振り返りと、出産に向けての心境

https://images.unsplash.com/photo-1554393180-90fd0e2b810e?q=80&w=2070&auto=format&fit=crop&ixlib=rb-4.0.3&ixid=M3wxMjA3fDB8MHxwaG90by1wYWdlfHx8fGVufDB8fHx8fA%3D%3Dこんにちは! かほです! 韓国人夫 通称「豆柴くん」との他愛のない日常を描いています。

率直に言うと、不安はないし
家族が増えるとまだ信じられない。

日韓夫婦MAMESHIBA DAIARY かほの日常


 

 いよいよ目前に迫ってきた出産。 先日の記事にもちらっと書いたけど、今日は出産に向けてのリアルな今の心境についてじっくりと書こうと思う。 まず率直な気持ちは、冒頭にも書いたけれど…まだ信じられていない。 数日後にはこの世に一人の人間、ましてや自分と夫の血を引く子どもが存在しているというのが本当に理解が追い付かない。 今、なかなか夜眠れなくて昼寝を5時間くらいしている自堕落産休生活を送っているけれど、この非日常の中にさらなる非日常がある日を境に追加されるのが不思議でならない。 間違いなく人生変わるしそれが怖いとも思える。

 

 元々私は子どもは好きで、遊んだり打ち解けたりするのは割と得意なはず。 ただ「私の人生に必要かと問われると必須ではない」と思っていた。 24歳で結婚して、30歳になる今の今まで子どもを産まなかったのはそういうこと。 自分の人生を歩んでじっくり時間をかけて考えたいと思っていたし、妊活を始めた頃も正直乗り気ではなかった。 その想いが神様か誰かに伝わったのか私は原因不明の不妊体質でそう簡単には授からなかった。 でもそれを悲観的に感じたことはなかった。 授かれないという事はきっと私の人生ではそういうことだし、それはそれでいいかと。 いわゆる 子なし夫婦 で約6年過ごしてきて、ありがたいことに私は天職とも思える仕事に出会えたし、さらにありがたいことにトントンと昇進・昇給していった。 仕事と推し活…とにかく自分が自由に選択できるこの生き方に満足していた。

 ただ、豆柴くんは子どもを欲しがっていた。 けど正直子どもと関わっている姿を一度も見たことがないので本当に子どもが好きかは謎すぎた。 子どもからの受けがいいのか、得意か、慣れているか、全てにおいて不明だった。 ただ豆柴くんが欲していたからと言って、当時はコロナ後で世の中の情勢も豆柴くんの職も不安定だったし、どうにもできなかったけどね。 私が「30歳前後で1人目かなぁ」と言ったことを尊重してくれて、豆柴くんもお互いの親も急かすようなことは全くしてこなかった。 そこには多大な感謝。

 私が子どもを絶対に欲しい!と思えない理由は他にもいくつかあって、【自分の親が出産後に本当に苦労していた】【自分の人生が第三者に影響されるのが嫌】【金銭的不安】【もっと仕事をしたい】【産んだら投げ出せない】【自分が親から良くしてもらった分自分の子どもにも教育も習い事も中途半端なことができない】【障害が合ったら】…ネガティブな想像しかできなかった。

 

※注意※ ここから先妊娠・出産に対してかなりネガティブな私個人の考えが書いているので、嫌な気持ちになりそうな人は読まないことをお勧めします(;´・ω・)

 

 

 そしてもう一つ私の中で大きいのが【妊娠・出産というそのものが動物的で受け入れられない】ということ。 妊娠すると【つわりが来て吐く】【お腹や胸が大きくなる】【体内に異物が存在して動く】【妊娠線が出来る】【陣痛が来る】。 出産後は【母乳が出る】【髪や肌が荒れる】【体形が変わる】それらの全てが、どうやったって自分が動物であると思い知らされるようで想像するだけで到底受け入れられなかった。 時々妊婦さんを見ると嫌悪感を感じるなんて酷い意見も見かけるけれど、私は正直そこまでではなくて、あくまで自分の身に起こると想像しただけで強い拒絶反応っていう感じ。 実際妊娠初期はこれから起こるであろうこれらのことを想像しては嫌になって、めちゃくちゃ泣き続けた。 これをあと何ヶ月も耐えるなんて、もう無理って思った。 自分の身に起こったら気持ち悪くないよ とか 愛おしく感じるよ とか、そういう説得をされたとしてもとにかく不快で嫌で、正直死にたくなった瞬間は何度もあった。 妊娠発覚からしばらくは幸福感なんてなかったし、負の感情に圧し潰されそうだから基本周りの人にも言いたくなかった。 「妊娠おめでとう」「旦那さん(親)喜んでるんじゃない?」みたいな声掛けも含め全部が不快だった。 私にとってはまだ受け入れられていないし、私は夫や親を喜ばせるために子どもを産むんじゃない、と何度も思った。 相当捻くれてるとは自負してるけど、とにかく妊娠して変わる環境や周りの反応の何もかもが嫌だった。

 幸いにも実際妊娠すると、想像していたような身体の変化は私にはあまり起こらなかった。 もしこれで妊娠期からトラブル満載だったら、頼むから一人っ子にしようって言ってたと思う。 つわりはほとんどなく、仕事も産休まで一度も休まず行けた。 骨盤や肋骨が広いからかお腹はそこまで目立たず、食習慣が変わって自然と痩せたので見た目的には±0(とは言え実際は+5kg)で納まっている。 胎動も最初は不快だったけど、慣れた。 母乳は分からん、まだ出てないから。 でもどれだけ子どもが好きでも授乳を不快に感じるD-MERと呼ばれる人もいるくらいだから、そこはもう流れに身を任せよう。 仕事でも育休復帰後の働き方もたくさん話し合い、社歴もそこそこ積んだおかげでリクエストは通りそうだし、この数年で金銭的にもだいぶ余裕ができた。

 

 ここまで散々妊娠前後の話に振り切ってきたけど、ようやく出産の話。 計画帝王切開なので陣痛は経験しないので出産への不安がほぼない。 いつ来るかのソワソワ感緊張感もないし、ここ数年で大小問わずいくつか手術をやってきて、手術にも手術室の仰々しさや麻酔の感覚にも慣れた。 でも開腹手術も出産も人生初。 意識あるまま内臓を触られるのも人生初。 今までやってきたものと非にはならないと思うけれど…そこは経験したことないからこそ心配しても仕方ないのでね。 2回目からは逆に怖くなっちゃうのかも。 手術室に入って1時間で産まれるよ~と淡々と説明してくれる執刀医の先生の話も不思議。 陣痛を経て出産する人は数時間から数日かかる人もいる中で、あの地獄の脊髄麻酔の注射ドンドンからの麻酔薬入って下半身サァ~っと寒くなる感覚さえ耐えたら産まれるの? 唯一の不安に感じている部分は、脊髄麻酔の注射トンカチで打ち込まれることくらいだけど…それは無痛分娩の人もやることだから。 あの痛さを知ってしまってるのはちょっと怖い。 麻酔さえ入れば穏やかな気持ちで産声が聞こえるまで待ち、麻酔が切れたらもちろん切腹跡は痛いけど…それは似たようなこと前もやった。 悶絶するくらい痛かったけど、内臓の痛みは痛み止めが効くのは知ってる。 切り傷には効かないのも知ってる。 それは会陰切開する人も同じ。 産後は授乳や沐浴のお世話の時以外は基本母子別室(面会に来た豆柴くんや親と会わせる事も不可)だからある程度は身体を休められそう。 睡眠不足にはなると思うけど… 全体的に「なんとかなるっしょ」「痛いもんは痛いっしょ」の精神でいるので、母にも初出産とは思えない構えようと言われる。 あとは今後も帝王切開で産むことが決まってしまっているので、一度経験してどう感じるか…見ものですね… 今ある内視鏡手術のケロイド跡に加えて帝王切開の傷も刻まれるし、勲章が増えたお腹がどんな見た目してるのかも楽しみ(?)。 そんな感じで残り数日間過ごそうと思います。

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かほ(No.021)

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