こんにちは! かほです!
自己血による輸血をしましょう
再来週に迫った手術に向けて、主治医の先生から「もしもの為に自己血輸血の準備をしましょう」と言われた。 手術が初めての私はお恥ずかしながらその存在を知らず、家に帰ってからいろいろと調べ倒した。 言葉の通り "自分の血を事前に採って、もしもの時に自分に輸血で戻す" ことらしい。 自分の血を戻すのが一番安全だからと。 手術準備ってそんなこともするんだなぁと27歳にして初めて知った。
当日、母と昼ご飯を食べた後万全の状態で向かった。 普段の採血の時の注射針よりも随分と太めのものが刺されたのは見ていなくても分かった。 結構痛かった。
採血を始めてはじめのうちは特に問題がなく、しばらくすると看護師さんに今半分くらい採れましたよ~と教えてくれた。 そこからほんの数分後、突然体からさっと血の気が引いた感覚がした。 頭がぼーっとして、手先は冷たくなり、天井を見つめるも目の焦点が少し合わない。 ドクドクと脈打っていたはずの左腕も、いつの間にか弱くなっているのを感じた。
お医者さんや看護師さんが頭の上で小さな声で話しているのが聞こえた。 200㏄を超えたあたりから急に勢いがゆっくりになったらしい。 ゴムをきつめに縛ったり、手を握ったり開いたり、注射針の角度を変えてみたり、いろいろと工夫をしたものの300㏄を超えたあたりからほとんど出なくなったらしい。 血圧もぐんと下がり、顔色も悪いと言われ…粘った結果360㏄あたりで中止をすることになった。
注射針を抜いて、30分程横にならせてもらったけれど、頭のふらつきや胃の不快感は改善されず、大人しく帰った。 今は帰宅してそのままこの記事を書いているけれど、頭がうまく働かない。 書いていても、うまく文章をまとめられず、言いたいことも定まらず、書いては消しての繰り返し。 なので文中でおかしなところがあったら見逃してください(;´・ω・)
数時間たった今も頭がふらふらしている。 手術が終わったら、これまでずっと避けていた献血に行ってみようと決意したものの、私はあまり献血に向いていないらしい。 今回の手術で誰かから助けてもらう分、私も誰かを助けたかったのだけれど、残念だな。 …と、こんなしまりの悪い感じで今日はおしまい。
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かほ(No.90/100)