こんにちは！ かほです！
先日、アニメ「フルーツバスケット -prelude-」を観てきました。
映画 フルーツバスケット-prelude- あらすじ
2019年4月から21年6月にかけて放送されたテレビアニメ「フルーツバスケット」のOVA。テレビシリーズの総集編に加え、主人公・本田透の両親である今日子と勝也の若かりし頃の物語を初めて映像化、さらに原作者・高屋奈月が描き下ろした“透と夾のその後”を描いた新作エピソードを加えて劇場上映する。荒んだ生活を送っていた今日子は、教育実習生として赴任してきた本田勝也と出会い、慇懃無礼で変わり者の彼に翻弄されながらも惹かれていく。そんなある日、今日子は不良仲間との間で起きた事件が原因で、親から勘当を言い渡されてしまう。今まで好き勝手にしてきた罰だと考える今日子の前に、勝也が現れ……。
フルーツバスケット prelude : 作品情報 - 映画.com より
ファンの中ではずっと話題になっているけれど、勝也の足跡がその場で終わっていて、今日子の足跡は少し先まで伸びて終わり、透の足跡だけが続いているのが辛い。
※ネタバレあり！ 物語は三部構成で進む
一部はアニメ版を振り返るように、夾と透を中心に物語を描いていく。
二部は今日子と勝也の過去のお話しを今日子視点で描かれる。
三部は新作エピソードである夾と透のそれからを描く。
一部 夾と透のこれまでの話
アニメ版を要約して振り返るように夾（内田 雄馬）と透（石見 舞菜香）のこれまでを描く。 その部分部分で、幼少期に夾の出会った今日子の様子が書かれています。 透を思う気持ちが大きくなればなる程、その母今日子や何も知らない透へのうしろめたさが夾を苦しめる。 物語に置いてひとつの重要なシーン。 二部では今日子から見た夾とのエピソードが書かれているが、ここでは夾から見た今日子との過去の話が描かれる。
めちゃくちゃ正直に書くと、映画全体におけるこのパートの割合が少し長すぎるように感じた。 ファンだからこそ、新作エピソードを期待して見に行ったけれど、結構な時間をアニメですでに見ている映像が充てられていたのでそこはちょっと残念。
二部 今日子と勝也の過去の話
中学校に入る前には手の付けられない不良少女になっていた今日子（沢城 みゆき）。 学校にも行かず、喧嘩と暴走行為に明け暮れる毎日。 ある日、気まぐれに訪れた学校で教育実習生の勝也（細谷 佳正）と出会う。 勝也との出会いをきっかけに、次第に今日子は学校へと行くようになる。
しかし、勝也は教育実習。 数週間の実習期間が終わればもう会えなくなるはずだった。 今日子は少しずつ勉強を始め、高校に行くことを宣言。 その勉強を見るという名目で、勝也とこれからも会い続けることに。
今日子は中学を卒業し、勝也も大学を卒業。 製薬会社に就職したふたりは結婚し、海辺でふたり暮らしを始める。
予告編からずっとずっと楽しみにしていた、勝也のあのセリフ。
「俺を選べ、今日子。」
・・・・・無事、聞けました！！！！ 私ははとり（興津 和幸）推しなんですが、勝也とはとりはどこか似ていて…。 無事、勝也の沼にもハマりました。 まず細谷さん大好きだからな。
アニメ版の中で透の両親について語られているシーンは何度かあり、そこでも父親は透が幼い時に風邪をこじらせて亡くなり、母親は高校1年生の時に交通事故でと語っていたので遅かれ早かれそれについて描かれるとはわかっていたものの…
勝也が風邪をひいている描写があってそのあとすぐに呆気なく、本当に呆気なく亡くなってしまった。 その呆気なさが、今日子の感じる実感のない虚無感みたいなのを表していたとは思うけれど、想像以上に呆気なかった。
勝也が亡くなった後、今日子は生きる気力を失ってしまってそれは見ていてつらかったな。 それでもやっぱり透の存在は今日子にとってはとっても大きくて。
個人的にはもっと勝也と今日子のいちゃいちゃしている様子を見たかった。
三部 夾と透のそれからの話
勝也と今日子の墓参りに行く夾と透。 十二支の呪いが解けた夾は、未来の話をする。 これまでは高校を卒業したら幽閉されることが決まっていたから、未来の話をしてこなかった夾がはじめてした将来の夢の話。 高校を卒業したら、育ての親である和摩の道場を継ぐべく修行に出るという。 ここから遠く離れた場所に行くという夾に、透は即答で着いていくと。 墓前で、夾は透を大切にすると誓う。
最後の最後、夏にあっちに顔を出すか～っていう夾の発言があったのでエンドロールの後にでも皆と再会してわいわい・・・っていう展開を期待していたのだけれど、あっさり終わっちゃったのが残念。 みんなの成長した姿や、みんなのあれからを期待していたのだけれどな。
今後、フルーツバスケットの続編が出るかどうかはわからない。 十二支の呪いっていう大きなキーワードは解決してしまったので、ないとは思う。
けれど、私としてははとりと真由子のエピソードがめちゃくちゃ見たいと思ってる。 はとりには幸せになってほしいと真剣に思ってる！！！
感想
全体的な感想としては、★★★☆☆星３つって感じだなぁ。
まずはファンにしか刺さらない作品ではあると思う。 けれど、ファンだからこそちょっと全体的に物足らなさみたいなところはあったかも。 とは言いつつ、しっかり泣いてしまった。
ウタノ・アリィさんの「生まれる願い」っていう曲が大好きなんだけど、それもしっかり劇中で流れてくれてうれしかったし、泣いた。 大橋トリオさんの「虹とカイト」も最高だし、フルーツバスケットのBGMが全部全部好きすぎる。
そして、アニメ版から引き続き今回もとにかく風景の絵がきれいすぎて。 特に勝也と今日子の行った海のシーンとはきれいすぎない？
ちなみに、入場者得点は夾くんのポストカードでした！
早くNetflixに出てきてほしいな… そしたら本当に勝也の「俺を選べ」だけ何万回も再生する。 勝也のかっこよさの余韻が、鑑賞して5日経った今も消えない(´・ω・｀) 1st seasonから見返そうかな。
MOVIE INFORMATIONフルーツバスケット -prelude-2022.02.18 Fri.出 演：沢城みゆき / 細谷佳正 / 石見舞菜香 / 内田雄馬 / 島崎信長 他
原 作：高屋奈月「フルーツバスケット」
主題歌：大橋トリオ「虹とカイト」
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かほ(No.61/100)
