MAMESHIBA DIARY

Every hundred feet the world changes

「もの」と「こと」への価値観

f:id:jandk1027:20200828130951j:plain

お題「ささやかな幸せ」

 

こんにちは! かほです!

 

先日約半年ぶりに和歌山の実家に帰りました! すぐそこなのに、もし私がコロナに無症状で感染していたら…!?と思うと恐くてなかなか帰る決断が出来ませんでしたが、法事という理由をつけてついに帰省してしまいました。

 

突然ですが、私は結構なマザコンです(・∀・)

とはいえ反抗期の頃はかなり喧嘩しましたし、うちは喧嘩するとお互い手が出ます(笑) いわゆる可愛い一人娘なんですが結構がっつり昭和みたいな育ち方をしました。 でも基本は仲良しなので、部活終わりに近くのレストランで現地合流現地解散、車と自転車それぞれの交通手段で同じ家に帰宅する・・・という謎な遊びもしていましたね。 そんな学生時代を経て独り暮らしを始め、両親への感謝を感じることができるようになってからは喧嘩もなくなり、マザコンに拍車がかかりました。

 

 

さて、そんなマザコンな私ですが帰省した時に母と話した時です。


「〇〇さんが最近ベンツ買ったばっかりやのに、旦那の衝動買いでまた別の高級車(ブランド忘れた)買ってしまったって周りの人に愚痴っぽく自慢してた。」
とな。 いや、なんかいかにもな主婦界隈の話やな〜 マウント取ってんな〜と思ったんですけどね、話を聞いていると面白いくらい母には1㎜も刺さってなかったんです。 母的には高級車を買うことよりも、興味のないことに対して誇らしげにマウント取られてるのが面倒くさいんですと。(笑)
「ふーん、その人《夫婦そろって高級車を持っている》っていう肩書がよっぽど嬉しかったんちゃう。(笑)」と一言で片付けてしまったんですが、よく考えると・・・あ、私も車に興味ないからそのマウント割とだるいな(; ・`д・´)

 

実際、私の生活には今は車は必要ないですが、いつか和歌山に戻るとすれば車は必需品になる。 その時、多分私は普通に乗れたらそれでいいから軽を選ぶだろうな。 私、本当に車のブランドを何も知らないのでどれがベンツでどれがロールスロイスかなんて分かんない。 仮に総資産5億持ってても高級車は買わないし、むしろ毎日タクシー乗る。(笑) 

でももし、私が車好きだったら? 子供の頃からどこかのブランドの車のファンでいつか持つことが憧れでたまらなくて、大人になった今ようやくお金を準備出来たら? あぁ、これは迷いなく車買うだろうな。 これは一見高級な「もの」に見えて、憧れを叶える「こと」が本質。 それはめっちゃ素敵。 古本屋で安く売られた本を何冊も読むこと。 これもまた価格は違えど「もの」に見えて、呼んで得られる知識をつける「こと」が本質じゃないかな。

 

 

お金をかける対象ってやっぱ人それぞれ好みがあるなと思って。 私がもし総資産5億持ってたら(気に入ってんのか、それ)迷いなく世界一周旅行に全額使う。 美味しいもの食べて、いろんな物を自分の目で見て、いろんな経験をしていっぱい写真撮って形には残らない「こと」に使うだろうな。 そんな私を見てバカだなぁって笑う人もいるんでしょうね。 世界中これだけいろんな人がいるんだから、形に残らない「こと」に価値を感じない人もいるはず。 逆もしかり、何千万円もの大金を「もの」に変えちゃうのはもったいなく感じちゃう人もいるはず。 所有物を自分の価値と感じるか、経験値を自分の価値と感じるか。 「もの」と「こと」への価値観の比重は人それぞれですし、何が正しくて何が間違っているわけでもない。

 

車を買うという同じ土俵で見たとしても、車が好きで好きでたまらなくて念願の高級車を手に入れる人と、ただ高級品を持ってる自分に酔いしれる人では全然その意味が違う。 前者は「こと」に、後者は「もの」に価値を感じてる。 物に対しての向き合い方で結局は違ってくるんだろうな・・・ もちろん、優越感の為に「もの」を買うことが悪いとは一切思っていないです。 価値観なので。

 

なんて分かったような口をきいているけど、もし何かの間違いで私に宝くじで10億当たっても私は普通の暮らしを続けたい。 私は結局貧乏性。 高級車なんて買えるレベルにも達していないので結局弱者がほざいてる感じが丸出し(笑) でも私は毎日の生活はとにかく節約して、旅行に行ったときや記念日に奮発したい。 化粧品も衣類も、普段の食事も決して高いものじゃなくてもいい。 プチプラ万歳、コスパ重視派。

 

と、ありもしない大金の使い道を大好きなお母さんと考えた帰省でした(*'ω'*)

年末ジャンボは一体いつになったら私に当選するんだろうな~

 

 

今週のお題「読書感想文」

かほ