MAMESHIBA DIARY

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お祓いに行ってきました【旦那編①】

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こんにちは! かほです!

 

これはひょんなことをきっかけにお祓いに行くことになった私の体験談です。

 

 

 

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さて、早速ですが前回の続きを話していきます。

 

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お祓いの当日、2時間前には大阪の自宅を出て15分前には現地に到着するように向かいました。 家を出る前、「今どんな気持ち?行きたくないとか思う?」と聞くと、「ちょっと怖いけど行きたくないとは思わない。」と言っていた旦那氏、突然現地に到着するすぐ手前になって「急に気持ち悪くなってきた。」と言い出しました

この時私の中でやっぱり何か憑いているなという確信と、神殿の中に入らなくてもこの段階で神様が見張ってるのかなという驚きで1人でぞわっとしました。

 

 

中に入ってからは、私は6日ぶりの神主さんとの対面なので、前回のお礼やあれから幽霊が見えなくなった話などをしていました。 今回旦那氏をつれてお祓いにもう一度来た経緯はある程度オーナーさんから聞いてくれていたようなので、簡単に状況を説明してからすぐに1回目のご祈祷に入りました。

正直、私も前回お祓いに来て2回あるご祈祷のうち2回とも異変を感じていたので、またあぁなったらどうしようと怖かったんですが、結論から言うと今回私は何事もなく最後まで付き添うことができました。

 

 

手と口を塩で清め、ご神殿に入ってからまた前回と同様に神主さんのパンパンという二拍手からすぐにご祈祷が開始、祝詞を奏上し始めました。 開始から3分くらいの段階で私の膝をトントンッと軽く合図される感覚があり、恐る恐る目を開けると助手の女性が旦那氏のことを見るように促してくれました。 私の右手側に座っている彼に目を向けると、達磨のように大きく左右に揺れていました。それも結構な揺れで、斜め45度くらいまで左右に傾いていました。

正直、私の時は分かりやすく霊障が現れだしたのは結構最後の方だったので、開始数分でここまで分かりやすく異変のあることにかなり驚きました。そのまま横で見ていると、5分後くらいにぴたりと突然動きが止まりました。 そのまま全く変化のないままに、神主さんからの問いかけが始まりました。

「〇家の先祖・親族の者か?」という問いかけに対し、微動だにせず座って合掌している旦那氏。 正直最初に怒った霊障が嘘じゃないか?と思うくらい、そこにすんっとしっかり座っていました。 それからも数度、神主さんから先祖なのか、その他の者かという問いかけに対してもすべて無反応。 私の時はあんなにすぐに誰が憑いているかヒントをくれたのに、旦那氏の場合はなかなか口を開いてくれませんでした。 しばらく返答のない旦那氏にそれでも神主さんは聞き方を変え、質問を続けていました。

「この者が憎くて憎くてたまらん者の他人の御霊か?」「この者が嫌いで、不幸にしてやろうと思う、他人の御霊か?」と今度は先祖ではなく生霊や悪霊に目線を変えて問い直すも、それに対しても反応はなし。

「病気や事故、思わぬ死を遂げた〇家の先祖の霊か?」「病気や事故で無くなった先祖以外の者か?」と聞き方を変えても、それでも変わらず返答なし。 横で見ていて、これはどうするんだろう・・・と思っていた時。

「〇〇(旦那氏の韓国のフルネーム)の知り合いか?」と尋ねたときに急に何かにはっと気付いたかのように反応し、そして突然大きな声で泣き始めました。「そうか、〇〇の友人か?」と聞くと、さらに大きな声で強く泣き始める旦那氏。それまでしっかり背筋を伸ばして座っていた体もどんどんぎゅーっと小さくなってきて合掌しながらうずくまるような姿勢になってきました。 「病気や事故でなくなった〇〇の友達やな?」というと、それに答えるようにこれまでで一番大きな声で泣き始めました。 その泣き方が今まで3年一緒にいても見たことのない、ましてや30歳間近の男性の泣き方ではなかったです。 「うわぁぁはぁっはぁっはぁっ」という独特な泣き方。うずくまっているという状況も相まって、横で見ていた私も泣いているのか笑っているのか分からなくて、それに明らかにいつもの彼じゃないことに正直かなりの恐怖を感じました。

休憩に入るからあとで話を詳しく聞くと言って1回目のご祈祷は終了。神様が一度戻った後に冷静になった旦那は、またいつも通りの感じでした。ただ、ものすごく全身に力を入れていたのか普通に話せるようになった後も手は動かない様子でした。

 

 

居間に入り、身近な関係の人で病気や事故で無くなった友人はいるかと聞かれました。 私には一人、思い当たる人物がいました。 オーストラリアにいる頃から数回聞いていた彼の友人でした。 むしろその人しかないと思いました。 その友人は彼が兵役に行ってる時に出会った友人で、兵役中に亡くなってしまったのだと聞いたことがありました。 そういう人いるって前に話していたよね?と伝えると、神主さんがそれや。と確信に満ちた顔で断言していました。 助手の女性曰く、普段は「病気や事故で亡くなった」なんてことは聞かないのに、今日はしきりに何回も何回もたずねていたので、何か感じ取ったのか?と神主さんに聞くと、頭にそういったイメージがどうしても湧いてきたんだとか。

しばらくして放心状態の旦那氏が自分で話せるようになった時、彼がその友人について話し始めました。 9年前、兵役中に突然頭の病気で亡くなってしまったんだとか。 その頃は旦那氏も会いに行く時間がどうしても作れなく、最期の最期には会うことはできなかったそうな。 それでも旦那氏は生前ずっとその友人を気にかけていて兵役中の少ない給料をその友人に渡しては、このお金で頼むから病院に行って病気を治してほしいと何度か話したらしい。 すごいと思った。 20歳の私に同じことができていただろうかと思った。 きっとその友人の彼は、感謝を伝えたくて堪らないんだろうなと思った

また1回目のご祈祷の時に何も反応がなかった理由については、日本語が理解できなかったらしい。 でもそれは旦那氏の問題というよりは、その友人が日本に来たことがなかったからなのか、それは分からないけど、でもとにかく神主さんが突然旦那氏のフルネームを呼んだ時に急にはっと何かに気付いて、そしたら涙が止まらなくなったらしい。

次にご祈祷に入った時に、通常であれば神主さんからも憑いている人の気持ちやその霊がこちらに何を伝えたいのかを代弁してくれるが、もしかしたらまた言葉の壁でその彼が言いたいことが正確に言えないかもしれない。 だから何か話したいことがあるなら心の中で韓国語で話しかけるといいと教えてくれた。 きっと答えてくれる、心の中で会話ができるからとアドバイスをしてもらいました。

 

 

まだ少しおびえている旦那氏が心を決めて、2回目のご祈祷へと移ります。 が、それはまた次の記事で。

 

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今週のお題「暑すぎる」

かほ