こんにちは! かほです!
ようやく最終編まで来ましたぁぁぁぁあああ!
最初はもっと簡潔に書こうと思ったんですが、簡潔すぎるとなんか胡散臭すぎて事実を全て書こうと思うと今度は止まらなくて・・・こんなにずるずると来てしまいました。
正直こんなに反響あると思わなくてびっくりです(´・ω・`) みんなメッセージくれてありがとう、「地味に気になってんで。」とか、あぁさすが私の友達やなと思わさせられる内容多くて笑ってまうけど。(笑) 地味にね、地味に気にしてくれてありがとう
じゃあ、早速ですが感動のラスト編進めていきましょう~
これまでのお話は【きっかけ編】【例の御札編】【不思議体験編】を是非読んでみてください~!とりあえず時間のない方はお祓い前編の【不思議体験編】はマストで(・∀・)
さて、1回目のご祈祷を終え正気を取り戻した私ですが、前回のお話が信じられないくらいにケロッとしてました。足もめちゃくちゃ痺れてて、でもご祈祷中はそんなことに気が付かないくらい。後輩は私見てびっくり。何があったんですか!?みたいな。
足のしびれが落ち着いてから、居間に戻って私の詳しい家族関係について聞かれました。うちの家計は父方も母方も特に男性が早く亡くなる傾向にあるのでそのひとりひとりの続柄と分かる範囲での名前を伝えていきました。また私も一応既婚者なので旦那さんの家族についても分かる範囲で説明をしていきます。一般的には父方の先祖、もしくは嫁ぎ先の近しい親族がついていることが多いとのことでした。
20分程休憩して、再び手と口をお清めして神殿へ。1回目のご祈祷で右側にがっつり傾いていたので今度は一人でも座っていられるようにどっしり座って構える。
先程と同じように神様への呼びかけから始まりご祈祷を受けます。最初の方はしっかり手も合わせて穏やかにいられたんですがやはり後半になるにつれてさっきのように徐々に目に見える異変が起きます。
合掌が少しづつ開いてくる、ばしばしとする目の痙攣、足の痙攣、それに加えて今回は上半身がぐるぐると回る。それも体感では右の傾きが大きく時計回りにぐるんぐるんと回る。前→右→後ろってこの三点をひたすら追いかけてる感じ。これは自分が見ても人が見ても分かるくらいに。もちろん私は体を回そうとは一切していないし、動きを止めようともせずただ何かに動かされるのに抗わず身を任せていました。
祝詞奏上をし終え、神主さんが再び私に向かって「〇〇(私の苗字)家の者か?そうであれば分かるように振って答えよ。」とまた先程と同じように威圧感のある話し方で問いかけます。体は大きくぐるんぐるんと回り続け、「そうか、そうか。〇〇の霊か?」と私が事前に話していた近しい親族で亡くなった人の名前を一人づつ挙げていく。そのどれもが違ったようで、答えがYESではない場合、ぐるんぐるんと回っていた体はぴたりと止まる。「水子の霊か?」と再度聞かれる。そしてまた大きく体を振るようになる。と同時にまた涙が出てくる。それも、こらえていたものが堰が外れたような、長年我慢していたことをやっと誰かに認めてもらえたような。恐怖心でなくて、ただただ安心の大量の涙。「そうか、そうか。水子はお前ひとりか?」と問われ、ぴたりと止める。「ではふたりか?」と問われまた回り始める。それの繰り替えしで、2人の男の子が憑いていると判明。
「他にもおるか?折るならば振って答えよ。」「〇〇家(母方の苗字)の者か?」とYESが続いて、「この者の祖父か?」と聞かれたときに再び大きく体が周り始めました。
母方の祖父といえば私が5歳の時に亡くなった人で、私が物心つく前からずっと入院していました。「おじいちゃんが家に帰ってくるよ。」と母から言われた時何も分かっていなくてすごく喜んだけどそれが亡くなった日だったことは覚えてる。人が死ぬということの意味を理解できておらず、「どうしておじいちゃんは寝ているんだろう?」「どうして皆は泣いているんだろう?」と誰にも聞けない疑問を頭の中で繰り返していました。私にとって初めて親族が亡くなった日で、それが悲しいのかなんなのかもわからなかった。そんな存在でした。
そんな祖父が私の体を使って一生懸命表現し、また一度収まりかけていた涙ももっとたくさん溢れてきました。神主さんは「そうか。この者がまだ小さい頃に亡くなって、それからずっと心配で憑いてたんやな。心配やったんやな。」と祖父の代弁をしてくれてとにかくずっと体を回しながら泣いてました。なんかよく分からないけど、とにかく嬉しかった涙。それが束の間、20年ぶりの再会でした。5年しか一緒にいられなくても、ずっと私の事心配して一緒に居てくれてたんだなと思ったら嬉しかった。
「今日で神上がり出来る日にするから。これからは安心して見守ってあげてな。ええな?」と聞かれ、今までずっと体を回してYESと表現していたのにその時はしっかり首を縦に振ってうなずいていました。神主さんは再び成仏するために祝詞の奏上を始めます。その間も私の体は強く回ったりよわくなったり繰り返し、5分程で全ての工程が終了しました。
終わって目を開くとすごく呆然としていて、でもなんかすごくすっきりしました。一部始終を見ていた後輩は「なんかほんまにつらかったんやなって伝わる泣き方でした。見ててこっちも貰い泣きしそうやった。」と。
私はというと、今までテレビで見てきたお祓いはどれもうなったりしてかなり手こずってるものばっかりだったからこんなにすんなり成仏してくれるなんて・・・となんだか拍子抜け。でもあの話しかけられている時、明らかに自分の意志ではない何かがそこには存在した。
神様も幽霊も信じない人はもちろんいると思うけど、実際あの現場を目撃した後輩や体感した私は信じざるを得ないなと思った。すぐ実家の母に連絡して、お盆のお墓参り私はコロナの影響で地元に帰れないけどしっかり目にしておいてほしいと伝えた。
一緒に大人になれなかった兄弟2人と、おじいちゃんが少しでも報われますように。
さて、長くなりましたが4日間連続投稿、お付き合い頂いてありがとうございました!これにて最後!と思わせてまだ明日もあります、しつこくてごめんなさい。明日はお祓いが終わって帰宅後のお話と、意外に結構質問されたんで特に多かったもの答えていきますね。
今週のお題「怖い話」
かほ