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今週のお題「怖い話」
こんにちは！ かほです！
さっそくですが昨日の引き続きお祓いに行ったお話を進めていきましょう。
今回は後輩のオーナーさんに会いに行く！編です！
昨日投稿した「きっかけ編」をまだ見られていない方はそちらからどうぞ！
さて、あれから数日たって後輩のオーナーさんの都合のいい日にお店にお伺いさせていただきました。最寄り駅に着くと後輩が迎えに来てくれていて、お店まで歩いて向かい、ついにご対面！緊張しながら後輩に話したことと同じ内容、子供の頃からの経験や最近の出来事について1つづつ説明しました。全て伝えた上でオーナーさんは、私からは特に悪影響のある強い悪霊は感じられないと。ただ、悪霊がついていないからといって安心というわけではないみたいです。
オーナーさん曰く、この時期心霊特集などでよく悪霊祓いなどを見かけますが、あぁいったものはかなり稀。お祓いに行って実際出てくるものは悪霊・生霊、いわゆる多仏と呼ばれるよりも先祖や身内の場合がかなり多い。仮に多仏に憑かれていれば霊感のない第三者から見ても分かるくらい顔色が悪くなったり覇気が無くなるらしい。あとは自分でも実感できるくらいに体の一部どこかが重くなったり痛くなったり、死にたくなったり引き籠ったりするようになるみたい。そしてそういう人は自分ではない何かに体を乗っ取られているからこそ、何かと理由をつけて自分からは絶対にお祓いに行こうとしないらしい。「自分は大丈夫だから」と断ったり、連絡もなく当日行かなかったり、「今日はお腹が痛いからキャンセルしたい」などとにかくお祓いを避けたがる。本人の意志とは別で悪霊が心や体を操っているから自分ではどうしようもないみたい。
それに比べて私は顔色も悪くないし、覇気もある。自分の足でオーナーさんに会いに来ることもできたのでそこまで気にすることはなさそう。じゃあ何かと言われると、残るは先祖や親族、もしくは水子霊になるらしい。水子霊というと、生まれてくることのできなかった赤ちゃん、つまり流産しちゃった場合の子供の霊。それも自分の親（私の兄弟に当たる存在）の場合もあればその親の親、または私が知らず知らずのうちに自然流産していることもあるらしい。そのどれかに当たる。ただ、これまで自分の両親から私を産む前に流産をしたという話を聞いたことはないし・・・あるとすれば昔冗談で母に言われた「本当はあんたには兄弟おるんよ～」と言われたあれか？？と思ってました。
今回紹介してくれるお祓いの先生は、オーナーさんの古くからの知人のようで、これまでに何人も紹介してきているとのことでした。そしてオーナーさんが行った方がいいと紹介した人のほとんどが実際にお祓いをすると霊が出てくるらしい。
中にはオーナーさんが実際におうちに行ったときに子供の霊を見てお祓いを勧めたらその水子霊が本当に現れたり、仕事をきっかけに引っ越したら家の中に見知らぬ女性の霊がいてその霊と仲良くなってしまった男性の話、霊感が強いがゆえに横でお祓いしていると背中からおじいちゃんが出てくるのが見えた話などを2時間程聞きました。私に霊感があるからと言って、私とは比べ物にならない、次元が違いすぎる話に衝撃受けっぱなし。
しばらくして、せやせや！と思い出したように奥の間にある例の御札を見せてくれました。
「これ見てどう思う？」
と聞かれ・・・、率直に私は見れないことはなかったです。直視もできるし、話に聞いていたような気分が悪くなることや目をそらすこともなく。ただ、うまく言葉にはできなかったですがとても頭がぼーっとする感覚でした。立っていてもなんだかほろ酔い気分のような感覚。不快な感じもなく、とにかく不思議な気持ち。
ひとまず多仏ではないやろうけど、幽霊を見てしまう今の状況はよくない。一度お祓いに行って実際に何か憑いているかどうかだけ見てもらうといい。というので予約をとってもらうことにしました。
そして、仮に多仏だったようにいきなり当日行かない！と言い出さないように後輩も監視役(笑)で来てくれることに。
正直、お祓いも安いものではないのと、かつ目に見える商品ではないので行くかどうか迷ったんですが・・・神主さんに御祈祷してもらって何もなければ御祈祷代だけでいいから、神社に厄払いに行くくらいの気持ちで行っておいで～と言われ決意しました。頼むから何もでないで～と祈るばかり。
次回！お祓い当日！不思議体験編！です！
（相変わらずサブタイトルのネーミングセンスださ。）
かほ
